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バックアップは「取れているか」ではなく「戻せるか」で確認する

復元試験の進め方と、目標復旧時間の決め方を、実際の確認項目とともに紹介します。

インフラ構築

バックアップの失敗で多いのは、ジョブは成功しているのに、いざ復元しようとすると必要なデータが含まれていない、という状況です。成功ログだけで安心せず、定期的に実際に戻してみることが欠かせません。

復元試験では、まず復旧の目標を決めます。業務に必要な時間内に戻せる必要があるため、目標復旧時間と、どの時点のデータまで戻すかを部門と決めます。この数字から、バックアップの頻度と保管方式が決まります。

試験は、別の環境にデータを戻し、アプリケーションが動くところまで確認します。ファイル単位の復元で終わらせず、データベースの整合性や、設定ファイル、証明書、環境変数など、見落としやすいものを一覧にして確認します。

所要時間は必ず記録します。目標に対して余裕がなければ、保管場所の見直しや差分方式の採用を検討します。試験は年に1〜2回、システム更改時にも行うことをお勧めしています。

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